コトキロクーShukadiary

今思うコト、日々のキロク

「良かれと思って」は時に人を傷つける。自分も気をつけるべきこと。

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息子が学校に行けなくなってから2週間。

 

少しずつですが気持ちを教えてくれるようになり、今までどれだけ我慢していたのかがわかってきました。

 

あまり質問すると心を閉ざしてしまうので、本当に少しずつ。
イヤな思いをさせないためにも。
息子が自ら話してくれるときに限ります。

 

親がこれだけ慎重に対処しているのに、学校はそんなことおかまいなし。
「明日は来れそうですか?」
「今日は難しいですか?」

 

息子には担任とどんな話をしたかは言わないけど、どうしても聞こえてしまうから、おおよそはわかってしまう。

 

 


 

実は今日、校外学習があって。

 

それがすごく、息子にとって楽しいことで。
息子は「その日だけは行こうかな」と言っていました。

 

担任からはほぼ毎日電話がくるので、校外学習のことももちろん聞かれました。
私は「まだわからないけど、行こうかなという気持ちはあるみたいです」と伝えました。

 

すると先生の声色が確実に変わって。
「そうですか!良かったです!校外学習に行くのなら、前日にある事前学習にも来てください!
お母さん付き添いでいいので!いや、前日だけと言わず明日も来て欲しいです!!と。

 

行くのが確定なんて一言も言ってないのに、もう来るもんだと思ってる…。

 

私は「確実に行くではなくて、行こうかなという気持ちになっているだけです。
もしかしたら当日ダメかもしれないし、前日の事前学習に行くのは厳しいと思います。」ときっちり伝えました。

 

すると、「あーそうですかー」とまたがっかりした様子で。
先生は「今日また渡すプリントがあるので、ポストに入れときますね」と言って。

 

あとからそのプリントの入った封筒を見て、あ然としてしまいました。

 

表面に、イラストと息子に向けたメッセージ。
「校外学習行こうよ!」と。

 

「行くかもしれない」というのがよっぽど嬉しくて、喜ばせたいと思って書いたのかもしれない。
でも。今それをやるのは違う…。喜ぶどころか、プレッシャーに感じてしまうから。

 

しかも…。
数日前に今は受け取れないと言って断った、ほかの児童からのこの手紙が一緒に入っていて。

 

 

「元気になって早く学校へ来てね」というメッセージがたくさん…。
とても今の息子に見せられない。

 

断っているにも関わらず、どうして入れたんだろう。
今はその段階ではないのに。

 

どうしてデリケートな心の中に土足で踏み入るようなことをするのだろう。
もちろん私は、先生のメッセージも子供たちの手紙も、息子には見せていません。

 

見せるべきと思う人もいるかもしれないけど、どういう対処がいいかというのは本当に人それぞれで。

 

もしかしたらこれで喜ぶ子供もいるかもしれない。
でも息子の場合は手紙のおかげで「じゃあ行こうかな」という気持ちにはならないです…これまですごく我慢していたのだから、そんな簡単なものじゃないです。

 

こういう「良かれと思って」の行動って、ときには逆に人を傷つけてしまいます。
私も無意識にやっているのかもしれない。

 

 


 

災害時のボランティア活動に例えてみると良くわかりやすいと思います。


「助けたい、役に立ちたい」という自分の気持ちだけで、着の身着のまま、なんの準備もせず現地に行って、結局人に迷惑をかけてしまったり。

 

何か善意をと思って、必要な支援物資を調べもせずに自分の憶測だけで、被災地に物資を送ってしまったり。

 

こういうことと同じだと思うんです。
「良かれと思ってしてくれたんだから、とりあえず受け取って感謝しよう」
と思う人もいるかもしれない。

 

でも、その善意が逆に相手を困らせてしまうかもしれない。
だから「良かれと思って」というのは、悪く言うと「善意の押し付け」にもなりうる。

 

自分の思う「善意」と人の思う「善意」は違うし、その「善意」で人が傷つくかもしれない。

 

自分も気をつけなければならないなと思う反面、これがマイナス効果だということに気づかない先生に対して、ものすごく腹が立ってしまって。

 

一応、校外学習に行くなら事前学習に来て欲しいと先生が言っていた、ということは息子に伝えました。
案の定「行かない」と。
「校外学習も行かない」と、言いました。

 

先生が上げたハードルによって、楽しい行事も行けなくなってしまいました。

 

この1件の翌日、先生から電話が来て「行けそうですか?」と聞かれたので、「事前学習も行かないし、校外学習も行かない」ということを言ったら。

 

「えー!じゃあ当日現地集合でもいいので来られませんか?」と。
最初からそう言ってくれていたら、息子は行ったかもしれない。

 

でも、行きたくなくなった気持ちを変えるのは難しい。
私も何度も聞くのはイヤだし、何よりしつこく聞いたところで辛くなるのは息子なので、もう諦めて。
結局、校外学習には行きませんでした。

 

言葉のひとつひとつですら、慎重に対処が必要なのに。
それすらもわかってくれない。

 

ただのワガママだと思っているんでしょう。
母親が甘やかしていると思っているんでしょう。

 

学校とは分かり合える気がしません。
電話もしないで欲しい。
でも学校的にしなくてはならないそうで。

 

電話のたびに無神経さというか、ちょっと刺激したら来るだろうみたいな。
不登校ってそんな簡単じゃないです。

 

学校によって傷ついた心はそう簡単に修復できないってこと、わかって欲しいです。

 

「校外学習行けなかったから、今度どこかお出かけしようね」と言ったら「うん!」と笑顔が戻りました。
これで良かったのかな。

 

近々お出かけという名の家庭外学習に行ってきます 。
息子の行きたいところへ。

 

 

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